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SPECIAL

Focus on “YELLO issue1”

2011/05/31 UP

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REDonePRESSスペシャルコンテンツ。

今回は『アーティスト発の、決して閉鎖的にならないメディア』をコンセプトにする注目のアートマガジン「YELLO」の面白さに迫ります!

毎号キュレーターが変わっていくという「YELLO」。

第1号のキュレーターを担当したSHOHEI TAKASAKIから各参加アーティストへのメッセージと、参加アーティストへのショートインタビューという構成で、純度100%のアーティストの言葉をお届けします!

yello

「アーティスト発の、決して閉鎖的にならないメディア」をコンセプトに始まります。
3ヶ月に一度リリースされるこの『YELLO』というアートブックは、毎号キュレーターが変わっていきます。
キュレーターのセレクトによって、登場する作家はもちろん、コンセプトも様々に変化してゆくでしょう。
そして何よりも大事なことの一つは、「アーティスト発信」ということです。
作家が、自分の作品をリリースすることを、自分自身で演出するのです。
そして、このアートブックのコンセプトが、この日本から発信されるということも忘れてはなりません。

このテキストは、このアートブックに込めた大切なコンセプトです。

表現の内容じゃなくて、表現の発表の仕方は出来るだけ開かれていたい。一人でも多くの人に見てほしい。

一号目のインパクトとしても相当面白い作家たちが集まってくれました(それぞれ楽しんでやってくれました)。興奮しています。

アーティスト発信で、ゆっくりと着実に進めていこうと思っています。

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about HIRO KURATA

彼はキャラクターも含め、本当に面白いアーティストで、リスペクトしています。ノスタルジックなのに、うねうね、ストレンジな色がうずうず画面の中でじっとしていなくて、だけど、いつもヒロの絵からはどこか反骨精神が見え隠れしてて。その焦げた煙の匂いがいつも漂ってる。

・NYで絵描きとして活動していて、日本人というアイデンティティーをどういう風に意識しているのか。あるいは意識していないのか?

普段は特に国籍などを意識せずに制作に取り組んでいるように思いますが、特に今回の震災後は自然と自分のルーツを再認識/意識して制作に携わってるように思います。多くの海外の友人から「ご家族や友人は大丈夫か」といったメッセージと共に、「日本人ならきっと素晴らしい復興をやりとげると信じている」といった内容のメッセージをもらい、「日本人の肖像は世界にこのように写っているのか」という見解から逆に僕が勇気をもらったりしました。

NYに住む多くの日本人も過去に無いくらい一丸となって集い、故郷日本の為に何が出来るかを模索し実行しています。僕自身もそれに賛同すると共に大きな集団で動く時の危険性、つまり流されず、個々の本来持っている特質に重点を置いて行動できたらと自分に言い聞かせています。

“YELLO”というこの雑誌のタイトルは実に賢明なネーミングですよね。黄色人種の”Yellow”に挨拶の”Hello”の掛け合わせ。黒人は自分たちのことを黒いと、白人は白いと言いますがアジア人で自分たちのことをあまり黄色いとは言いませんよね?(まあ、実際に黄色では無いですが)「黄色」にはどこか軽蔑したニュアンスが含まれているように思いますが、自分たちで”Yellow”と全面的に言っちゃう事でその劣等感が逆に優越感に変わり得ますよね。アートの中心はNYやロンドンだとよく言われますが、アジアや日本からも若く優れた表現者たちが存在する事を彷彿させるようなタイトルだと思いました。

 

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about MEGGS

彼にどうしても協力してほしくて、直接メールしたのが始まりです。圧倒的な安定感っていうか…。ポップ。ぼくはあまりアートの世界のジャンルを意識しませんが、彼の作品は「ここだろ!ここだよな?」ってところに、いつもドシっと落としてくれる安定感、安心感?安定感は、突き抜けちゃえば「全く見た事がない異次元の素晴らしい表現」とまったく同じ強度で感動させてくれます。ありがとうデイヴ!

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about SASU

SASUさんも一緒にモノを創ってみたかった素晴らしいクリエイターの一人。ぼくには出来ない表現の方法をたくさん知っていて、強い意志に貫かれた素敵な人。ぼくはいつも思いますけど、絵が「デカイ」って、やっぱ、まず圧倒的!「デカイ」って、それだけでポップ。デカイものが見たい。「やっぱり壁が一番好きだなあ」って言うときのSASUさんの顔は、すごく素敵です。

・なぜ何かを発信するのか。

楽しくなりたいから、かな。

自分の発信するものを喜んでくれる人がいてくれたら、それは本当に嬉しい事。

喜びや悲しみ、泣いたり笑ったり、日々、そして今。

皆、感じてると思うから。

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about SYUNOVEN

ベンくん、これは、もうサムライです。細い透明の糸をピンっと張りつめて、その糸が切れる一瞬の瞬間の美、みたいな。瞬間の破片を画面に残そうとしてる彼の姿を思い浮かべます。會津や仙台っていう自分の街に対しての誇り、プライドを作品に反映する姿勢もリスペクトしています。無骨でゴリゴリっとした彼のキャラクターも、ぼくはとても好きです。

・この企画に参加してみてどうだったか。またアーティスト同士がこういう形で繋がって何かを発表するということについて。

SHOHEI君の作品に共感してるし、何かやろうと話もしていたのですぐにやることにしました。
繋がることも流れだと思うので直感に身をまかせて行きたいです。

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about TADAOMI SHIBUYA

とても好きです、前から。彼にしかできないあのシェイプと、あとぼくがいつも面白く観させてもらってるのは、モチーフ。ブーツィーから、シブヤ動物園、オバマまで。。。最終的にポップに作品を完成させてくるところもいつも凄い。色もいつもバキッと目に焼き付く。本人が意識しているかどうかは定かではないですが。。。

・ 自分の表現の中で一番重きを置いていること。

正直に自分の絵を描くという事を大切にしています。「こういうテーマでこういう絵を描こう」と思って描き進めていくと、最初のイメージと違うもになっていくことがあります。でもそのことで絵を通じて今の自分が見えてきます。ボクの絵はその時その時で変わっていくし、表現したい事も興味も変わります。それは世の中が変わっていくし、自分自身もいろいろな影響を受けて刻々と変化するからです。描いてみないとわからないので描くしかないのですが、出来上がったその絵がその時の「完成」に到達したとしても、「答え」というものに到達することはないのかなと思います。それは変化していく自分自身を描くからで、だから絵を描き続けられるんだと思います。そこが絵の良いところだと思っています。今回のYELLOはボクにとってとても意義深いものです。
ボクは日本を強く意識させられるようなものに囲まれていた訳ではないし、むしろ洋楽や映画など、海外から入ってくるものに大きな影響を受けて育ちました。でも、ボクは自分らしい作品をそのままのかたちでただ見せることが自分たち=日本人らしいことなのかなと思います。

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about TWOONE

TWOONE、いつもありがとう!いつもとても率直で自由な彼も一緒にやりたかった。ぼくが見る限りですが、ネイティブでトライバルな重心はいつもあるけども、彼は色んなスタイルをもっていて、見る度にズンズン変わっていく。これはとても勇気づけられる。ぼくもそう思う。ドンドン変わっていくべきだ。変わって、その代わりに大切なものを失っちゃうほど、ぼくらの作品は弱くない。

・この「YELLO」というプロジェクトについてどう思うか。

SHOHEI君に会った事は一度しかないんですが、作品はDJ BAKUのカバーが最初の出会いで、それから彼の恐れなく描く所とか飾らない所が共感出来て、ずっと作品を見ていました。
2010年に初めて会った時に少ししか話せなかったけど勝手ながら通じる所があるなと思っていたので、今回『YELLO』に誘ってもらったとき、楽しいことが始まると思ってすげー興奮しました。アーティスト発のこれからどうなっていか分からない所が未知数ですごく楽しみなプロジェクトだと思いますね。

アイデンティティーとは何なのか。自分らしさとは何なのか。どうして何かを表現をするのか。それらの正しい答えなんてないのかもしれない。しかし表現者は、アーティストたちはいつだってその答えを真っ向から見つめている。真っ向から見つめ、噛みしめ、表し、突き詰める。そんなアーティストたちの活動のかけらが収められた「YELLO」は、確かに今後の展開が未知数で楽しみなプロジェクトだ。第2号は、イラストレーター、DJ、VJ、アーティストなど多岐に渡る活動を見せるPOPY OILがキュレーターを担う。果たして次号はどんな内容で楽しませてくれるのか。予想もつかない展開で楽しませてくれ!!

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「YELLO issue 1」

210mm × 148mm

42 pages + box cover + オリジナルステッカー

edition 200

ライナーノーツ:西野慎二郎 (CALM & PUNK GALLERY)

価格:¥1,890(税込み)

YELLO issue1の詳細・購入はこちらから ▶

また現在BEAMS T 原宿 他にてYELLO Magazine T-shirtは好評発売中!

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