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「TODAY IS ALREADY TOMORROW」
2014/04/16 UP
4月18日より原宿GALLERY TARGETでは、グラフィティライターとして活躍した後、現在は看板屋を立ち上げ、街にアートを広める「LOVE LETTER TO …」シリーズを世界の街で展開しているStephen Powers (ESPO)の個展が開催される。
グラフィティファンの間ではESPOの名に馴染みのある方が多いStephen Powersだが、彼は主にNYを拠点に活動してきたアーティストであり、その名は90年代より広く知られている。
日本では2000年に渋谷のパルコギャラリーでバリー・マッギー、トッド・ジェームスとの3人でグループ展を行っているが、08年に公開されたストリートカルチャーから生まれたアーティストをフィーチャーした映画「BEAUTIFUL LOSERS」で大きく取り上げられたことでも知られている。
彼はシェパード・フェアリー、バリー・マッギー、トーマス・キャンベルなどのアーティストの同世代であり、ヒップホップ、グラフィティ、スケートボードといったストリートカルチャーからの影響を強く持つアーティストとしてシーンの中で非常に注目をされてきた存在である。
今回の個展は日本ではパルコギャラリー以来のものとなるが、これまでのエナメルで描いたオリジナル作品からシルクスクリーン版画作品を一挙に公開される内容となる。
14年ぶりにESPOの作品を見ることができるこの機会は是非楽しみたい。
———Information————————————————
TODAY IS ALREADY TOMORROW
Artist : Stephen Powers (ESPO)
Place : GALLERY TARGET
Address : 東京都渋谷区神宮前2-32-10
Date : 2014年4月18日(金)~5月6日(火)
Time : 12:00 – 19:00 (日曜休廊)
Opening Reception : 4月18日(金) 19:00 – 21:00
Tel : 03-3402-4575
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Stephen Powers (ESPO) | スティーブン・パワーズ (エスポ)
1968年フィラデルフィアに生まれる。
1994年にニューヨークに移り「Go Magazine」の編集長とグラフィティアーティストとして活動。1998年にスタジオを作り、以後グラフィティアーティストとしての活動を辞めアーティストとして活動を始める。The Institute of Contemporary Art in Philadelphia、ベネチア・ビエンナーレ、リバプール・ビエンナーレ、ダイチ・プロジェクト(NY)などで個展を開催。2007年に初の美術館での個展をPennsylvania Academy of Fine Artsで開催。
展覧会以外では街にアートを増やす事を目的としたプロジェクトを多数開催。その中でも2003年にNPO団体Creative Timeとコニー・アイランド市長と共に「Dreamland Artist Club」をつくり45名以上のアーティスト達にコニー・アイランド(NY)にある遊園地のサインや壁画をコミッション。2009年から現在までは「Love Letter To ~」と題し、各コミュニティーに対してのラブレターを壁画に描くプロジェクトをフィラデルフィア、セラキュー、ブルックリンで開催。またグラフィティを見栄え良く消すプロジェクトも稼働中。
2008年にフラットブッシュ(ブルックリン、NY)博士となり (自称) 現在はフラットブッシュにて看板屋をやっている。
http://www.firstandfifteenth.net