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クロダミサト写真展 “沙和子”

2014/03/04 UP

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3月1日(土)から3月30日(日)の間、金沢のギャラリーSLANTにて、クロダミサトの写真展”沙和子”が開催されている。

本写真展は、2011年に400部限定で発表されたクロダミサトの写真集”沙和子”に改めて注目し、同写真集に収録されなかった未発表作品を含む作品15点を展示するというもの。

クロダミサトは、美術批評家の椹木野衣や写真批評家の清水穣を始め、蜷川実花などの著名な写真家達も審査員に名を連ねる若手写真家の登竜門、”キヤノン写真新世紀“グランプリを2009年に受賞した写真家で、特に人を独特の色で捉えた作品が多い。

子供の頃に道端で拾った”エロ本”の世界を垣間見た時の衝撃が今も心に残っていると語るクロダミサトが制作したこのシリーズは、その通り”エロ本”へのオマージュとなっている。

クロダミサト独特の色味で捉えられる”沙和子”と命名されたモデルは、”エロ本”に出てくる女性たちのサービス精神とは無縁に、ただただその肢体を無表情にさらけ出す。

男女によって受け取り方は変わるだろうが、その淡々とした姿には、矛盾があるがままに受け入れられもせず拒絶されもせずに、ただそのまま内包されたような妙に居心地の悪い感覚を覚えさせる。

本展にあわせ、展覧会図録を限定500部で刊行、同写真集には”沙和子”に収録されなかった未発表の写真作品のみが掲載されるとのこと。

女性から見た女性の”エロス”は、男性が主に発信源であるがために今やその視点が常識となってしまった”エロス”の新しい側面をあぶり出すだろう。

まだ性に意識を持ち出したばかりの頃、道端に落ちているポルノ雑誌をドキドキしながらページを捲ってみた。

表紙の写真からどういったものが写っているかは分かっていた。そこに写っている女を見て、私は子供ながらに身体が熱くなった。

いけないものを見てしまった、という快感に近い罪悪感は、私の身体をより熱くさせた。

白く切り抜かれた修正部は、まるで女の秘部が光っているかのように見え、世の中の男はこういった女の裸を見て興奮しているかと思うと、写真に写っている女がまるで女神のように見えた。

女が絶対的な存在であると感じたのだ。

その時の興奮は私の身体の中に燻り続け、未だその熱は冷める事を知らない。

- クロダミサト

———Information————————————————————

クロダミサト写真展 ”沙和子”

Artist : クロダミサト
Place : SLANT
Address : 石川県金沢市広坂1-2-32 北山堂ビル2F
Date : 2014年3月1日(土)〜2014年3月30日(日)
Time : 12:00 – 19:00※月、火曜日休廊
Contact : 076-225-7746
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