• Facebook
  • Twitter

HOME > NEWS > 粟津潔、マクリヒロゲル1「美術が野を走る : 粟津潔とパフォーマンス」

NEWS

粟津潔、マクリヒロゲル1「美術が野を走る : 粟津潔とパフォーマンス」

2014/09/12 UP

このエントリーをはてなブックマークに追加

9月13日より金沢21世紀美術館にて開催される展覧会、粟津潔、マクリヒロゲル1「美術が野を走る : 粟津潔とパフォーマンス」では、1950年代以降に活躍を見せた作家、粟津潔の多岐に渡る活動に迫る。

学校などで美術を習ったことなどなく、全て独学で得たものを独自の感性で自由に表現した作家、粟津潔。
彼は表現活動を表現活動として意識的に繰り広げるよりも彼にとっての自然な行いが表現活動となっていた作家であり、それ故にその表現においてジャンルを問うことはなかった。
実際に彼の表現はデザイン、建築、映画、演劇と多岐に渡る場面で才能を発揮した。

ポスターデザイン、絵画制作、映画製作などをはじめ、さらに建築では黒川紀章らと共に当時の高度経済成長の中で「メタボリズム」という建築運動を牽引し、70年の大阪万博では会場の建築計画にも携わった。

まさにジャンルやカテゴリーというものに捉われることなく、表現を人間の自由な行為として披露していた。

当時多くの各方面の作家たちと共にパフォーマンスや作品発表を行っていた粟津潔を、当時の作品、写真、映像などによって掘り下げる同展では、粟津潔の存在を拡張するべく現代に活躍する若手作家も多く関わっている。

その中でも同展において約50mの壁画を館内に描く鷲尾友公(わしおともゆき)は、07年に金沢21世紀美術館で開催された粟津潔展にて粟津作品と出会ってから2014年現在までに様々なかたちで粟津潔作品に関わってきた。

DJ BAKUのアルバムカバーディレクションにて粟津作品を起用したことをはじめ、粟津潔の本の装丁、ZINEでの粟津作品へのオマージュの発表などで鷲尾友公は粟津潔への敬意を表してきたが、今回の展覧会では、展示室の外壁に50mにも及ぶ壁画作品を制作した。

鷲尾友公が同展に参加することとなったきっかけを、21世紀美術館学芸員の北出智恵子氏は「粟津潔氏と鷲尾友公氏の持つ精神性、また独立して幅広く活動を展開する両者のスタイルにはどこかリンクする部分があり、粟津潔氏の存在を更に拡張させることの出来る作家として本展への参加を依頼した」と話す。

また鷲尾友公は、今回の壁画にて「2007年に粟津さんと初めて出会ってから今日までの7年という時間は長いけれども、自分にとって、一瞬の事と思ったりもした。自分の内側や、人との関係において変わるいろんな時の流れを表現したい」と話している。

50年代60年代を懐古的に感じながら作品を見つめるのではなく、現在見てもなおアヴァンギャルドで刺激的な粟津作品が楽しめるこの展覧会、会期中には様々なゲストによるパフォーマンスも披露される。
スケジュール等詳細はこちら ▶(リンク http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1718)

———Information———————————————————

粟津潔、マクリヒロゲル1
「美術が野を走る : 粟津潔とパフォーマンス」

Place : 金沢21世紀美術館 展示室14とその周辺空間
Address : 石川県金沢市広坂1-2-1
Date : 2014年9月13日(土)〜10月13日(月・祝)
Time : 10:00 – 18:00 (金土は20:00まで)
Closed : 月曜日 (9月15日、10月13日は開場)
Guest : 鷲尾友公環ROYスガダイロー鈴木ヒラク、三田晴夫、高橋悠治笹久保伸、青木大輔 / Irma OSNO / 秩父前衛派、ほか
Ticket :
 一般360円(280円)
 大学生280円(220円)
 中高生 無料
 65歳以上280円
※ (   )内は20名以上の団体及び前売り料金

主催 : 金沢21世紀美術館 [公益財団法人金沢芸術創造財団]
協力 : 粟津デザイン室、HIGURE 17-15 cas、株式会社オトムラ、一般財団法人石川県文化財保存修復協会、ナカサ&パートナーズ
問い合わせ : 金沢21世紀美術館 076-220-2800
———————————————————————————

RANKING

  1. 1

TWITTER

ABOUT

RED ONE PRESS(レッド・ワン・プレス)はアートを中心としたストリートカルチャーの情報を発信するアートウェブマガジンです。私たちは国内アートシーンの発展や日本のアーティストを世界に広めるということを目標に掲げ、私たちの注目するアーティストや出来事を価値ある情報として扱い、このサイトを運用します。

Produced by en one tokyo

Copyright©2013 RED ONE PRESS All Rights Reserved.